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ロイヤル・ゼリーは乳白色をした粘着性のある、蜂の唾液腺の一片です。蜂の幼虫に与えると、その幼虫はやがて働き蜂でなく女王蜂になります。
ロイヤル・ゼリーは強壮剤としてや、"若返りの薬"として知られていますが、実は、1991年から19件もロイヤル・ゼリーに激しいアレルギー反応を起こしたという事件が報告されており、その中には11歳の女の子の死亡事件も含まれています。
アレルギー反応には、嘔吐、湿疹、下痢、結膜炎と言った症状がありました。
現在、ロイヤル・ゼリーのラベルには、喘息やアレルギーを持つ人は激しいアレルギー反応を起こす可能性があることを表示しなければなりません。ロイヤル・ゼリーはたんぱく質に富んでいるので、それが原因になっているのでしょう。こういった反応は2回・3回と摂取を重ねるうちに起こる場合もあるので、一度ロイヤル・ゼリーを試してみて、大丈夫だった方もいちおう注意して下さい。
ローヤルゼリーの成分組成
@アミノ酸(アスパラギン酸等23種類)
必須アミノ酸=8種類 (リジン、フェノールアラニン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、バリン、スレオニン、トリプトファン)
その他のアミノ酸=14種類(アルギニン、ヒスチジン、チロシン、アラニン、グリシン、 プロリン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン酸、シスチン、
アミノ酪酸、タウリン、アラニン、オキシプロリン)
Aビタミン類(10種類)
ビタミン(B1、B2、B6、B12)ナイアシン、 パントテン酸、 葉酸 、アセチルコリン 、 ピオチン、 イノシトール
Bミネラル(7種類)
リン、 鉄、 カルシウム、 マグネシウム、 銅、 亜鉛、 マンガン
C特有成分(4種類)
類パロチン 王乳酸(デセン酸) ピオプテリン R物質
※その秘密は、まだ解明されていない点が多く、今後の研究を待たねばなりません。
ローヤルゼリーとは、ミツバチの孵化後10日前後の若い働きバチが花ミツと花粉の摂取により、下咽頭腺と上顎腺から分泌される乳白色で酸味のあるホルモン物質です。
蜜蜂の集団の99%は働き蜂といわれるメス蜂で、花から花へ飛び回っては花蜜や花粉を集めてきます。巣に帰ってくると、花蜜は濃縮されて巣の中に保存される他は、比較的若いメス蜂へ口移しに花ミツが与えられ、更に後足に付けてきた花粉団子を食べます。若いメス蜂の体の中を一巡した成分が、頭部にある下咽頭腺などから分泌された物質がローヤルゼリーになります。
同じ孵化した幼虫のなかで、花ミツと花粉を与えられた幼虫は働きバチとなり、王乳ともいわれるローヤルゼリーのみを与えられた幼虫は女王蜂となります。そして女王蜂は働き蜂の3倍も大きくなり、40倍も長生きし、しかもその間、精力旺盛で毎日2,000個位の卵を生みつづけます。卵の重さは女王蜂の体重と同じくらいで、この驚異的なエネルギーはローヤルゼリーからくるものと考えられています。
ローヤルゼリーR物質について
ローヤルゼリーの中には働き蜂を女王蜂に変身させる成分が間違いなく含まれているはずですが、その驚異的な生命力の秘密を握る物質を研究者たちはR物質を呼んで多大な時間を割いてきました。しかしその人の遺伝子まで解読された現代科学でも「なぜ女王蜂に変身」するのかは解明されていません。
アセチルコリン
心臓の収縮をゆるやかにし、血圧を降下させる、胃腸などの消化管の筋肉の収縮力を強める、などがわかっています。アルツハイマー型の痴呆症患者の脳では、アセチルコリンが激減するので、その量を増やす研究が進んでいます。
10-ハイドロキシデセン酸
デセン酸ともいい、40種類以上もある成分のうち、ローヤルゼリーだけに存在する特別な物質なので、品質を示す目安として用いられることがあります。このデセン酸は抗腫瘍作用や血圧降下作用、血糖値の安定作用など、重要な機能をいくつももっていて、他の食品では得られない貴重な健康物質です。
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