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DHAとは
脂肪には、体内で作ることができず食べ物から摂取しなければならない必須脂肪酸があり、その代表的なものが、リノール
酸とリノレン酸です。DHAはリノレン酸に属します。
リノール酸は食用油のほとんどに含まれ、比較的、普段の食生活で摂取しやすいものですが、リノレン酸を多く含む食用油は菜種油と大豆油などしかなく、魚を食べる機会が減っている現代食生活において、私たちはDHA摂取が不足気味と言われています。
DHAとEPAは、オメガ3脂肪酸に属し、これは植物油から摂取した場合、体内でのDHAとEPAへの変換は活発に行われません。植物油から摂取したオメガ3脂肪酸はアルファリノレン酸で、次の5段階のオメガ3脂肪酸に変換されていきます。
オクタデカテトラエン酸―エイコサテトラエン酸―EPAードコサペンタエン酸―DHA
魚はこの変換を自身の体内で行っているため、魚からは直接、DHAやEPAを摂取できます。
◆DHAの働き◆
DHAは、体内でも特に脳や網膜に多く含まれています。そして、人の成長の段階でDHAが脳や網膜に最もよく吸収利用される時期は、人の脳神経系の発達する胎児期末期から2歳頃と言われています。このことから、DHAは脳や神経系の発達と活動に重要な役割を持つ成分であると考えられています。
更に、DHAは成人病(高血圧、動脈硬化、肥満、痴呆、癌など)予防に対して様々な効果を持つことが最近の研究で明らかになってきました。
また、必須脂肪酸はプロスタグランジン*など生体調節に関わる重要なホルモン様物質の原料になり、健康に生活していくためにはリノール酸、リノレン酸などの脂肪酸をバランス良く取る必要があります。
(* プロスタグランジン : 血圧降下、血管拡張、胃液分泌抑制、利尿、気管支拡張、骨吸収、抗腫瘍作用などを持ち、あらゆる臓器、組織において局所ホルモンまたは細胞機能調節インしとして作用している化合物。)
◆脳の仕組みと各栄養素の働き◆
脳に入力された情報は「神経細胞」にあるアンテナ型の樹状突起から受信され、これが軸索の先端のシナプスから次の神経細胞へと伝えられます。脳の神経細胞は体の細胞と違い、出生後は分裂も増殖もしません。その代わり個々の軸索と樹状突起を増やす事で、情報伝達の働きを高めていきます。
●DHA(ドコサヘキサエン酸)は、魚の油から摂れる成分で、この軸索と樹状突起を作っている細胞の材料として使われ、それぞれを増やして情報伝達の働きを高めます。また、シナプスを柔らかく保ち、情報伝達物質の放出量を増やす役目もします。
●大豆レシチンは、正確にはホスファチジル・コリンと言い、体内でアセチル・コリンと言う物質に変わります。このアセチル・コリンが、上で述べたシナプスから隣の細胞のシナプスへ運ばれる情報伝達物質の役割を果たします。
●ロイヤルゼリーもこのアセチル・コリンを多量に含む事で知られており、ミツバチの行動の源となっています。
●ギンコ ビローバは、その活性成分GINKGOLIDEとFLAVONOIDESが血流をスムーズにし、体内で最も酸素を必要とする脳へ十分な酸素の供給をすることにより、脳細胞が活発に働く様作用します。
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